型枠大工の仕事はきつい？

型枠大工の仕事は要するに土木建築系になります。

つまりは、体力的にキツイです。

危険が伴うことも多く、簡単にできる、気楽にできる、とは口が裂けてもいえない仕事です。

この点は型枠大工に確実にいえることになります。

しかし、体力的なことはどんどん慣れていくことが多く、

基本的にはそこまで体力的なことが問題になることはないでしょう。

ですが、やはり技術の積み重ねにかなりの苦労をすることになります。そこがきついといえはきついでしょう。

一人前になるまでに10年かかるといわれている職でもありますから、

体力的にもそうですが仕事の難しさがきついと感じることは多くあることでしょう。

但し、それはどんな仕事でも言えることですから、頑張るしかないですね。

図面の見方とおぼえ方

<慣れも必要>

図面の見方というのは、基本的にしっかりと現場で教えてもらうことができます。

あるいは建築関係の勉強を独自にするとよいでしょう。

コツとしては細かい数字が書いてある図面と大きく書いてある図面の二種を見比べることです。

専門用語でいいますとネル補助の寸法はもちろんのこと、

セパ穴の位置から本数、長さにいたるまで細かく書いてある図面もありますし、

そうではなく全体を真上から見る状態の図面もあるわけです。

この二種を細かく比較していくことによって、全体を把握しつつ、細かいところの作業ができるようになります。

用語や実際の形に関しては見て覚えるしかありません。

用語は使っているうちに頭に入っていくことになりますし、

道具や形に関してもパッ、と頭に思い浮かべられるようになります。

要するに学校の勉強のように一つ一つ覚えていき、

復習していくのもよいのですが現場でそのうち覚えるということは、よくある話です。

年収も悪くない型枠大工の技術は世界で注目されている？

実は日本の型枠大工の技術力というのは非常に高いものだと世界でも注目されているようです。

いわゆる職人業とされている型枠大工ですが、今は需要も高くなってきています。

そして型枠大工の技術力が世界でも注目されているという点からみても、

今後キャリアアップの期待もあり、その年収の方も上昇していくのではないでしょうか？

まだまだ今後の型枠大工という職には、年収といった面でも期待できるとも言えます。

そして型枠大工の業務には、高い精度も求められる一方で、スピードも重視されているようです。

その作業内容は、一般よりも細かい作業になっていますが、

どれだけ早く組み立てられるかといった所で、他のライバル社との戦いになっているようです。

どこの建設にも工期というものがあり、やはり土台である型枠の作業が進まないことには工事自体も進みません。

たくさん契約を結んで型枠大工の年収を上げるには、作業のスピードも重要なのです。

型枠大工は一生の仕事

型枠大工の需要は充分にあります。また、一生の仕事にすることができるともいえるでしょう。

ですから、型枠大工を目指すことへの不安はあまりないといえます。将来性を悲観するような職ではないといえます。

それは実に有難いことではあるのですが、問題となるのは自分にそれが耐えられるのか、ということです！

自身の努力と根気が求められるのは、どんな職業でも共通している点です。

給料も極端に高いというわけではありませんが、それでも一流の型枠大工となりますとそれなりにもらうことができます。

まして、独立も不可能ではない職種です。

人々の生活や日々の営みを支える建物や構造物に型枠大工として携わることに

夢や誇りを持てるというのは幸せなことかもしれません。