賃貸住宅から引っ越しをする際は、水回りのハウスクリーニングを検討するのではないでしょうか。

立つ鳥跡を濁さずといいますし、せめて水回りだけでもきれいにしておきたいですよね。

ただ業者に頼んだ場合、どのようなサービスで費用はいくらなのかが気になるところです。

そこで引っ越しの際の水回りのハウスクリーニングについて検討します。

水回りのすべてを業者にハウスクリーニングしてもらう場合

バス・トイレ・キッチン・洗面台など

家の中のあらゆる水回りを業者にハウスクリーニングしてもらう場合の費用は、

だいたい3万円から4万円前後を想定しておきましょう。

水回りは簡単に洗ったぐらいでは落ちないしつこい汚れが多いため、料金も高くなりがちです。

ただしつこい汚れを残したまま引っ越すのは心苦しいですから、

水まわりだけはハウスクリーニングのプロに任せたいですよね。

あくまで全体的な費用との兼ね合いですが、

スッキリとした気持ちで引越したいなら利用を前向きに検討してもいいのではないでしょうか。

また業者によってはキャンペーンなどで値引きしていることがありますし、

水回りのすべてをセットで依頼しても安くすむ場合もあります。

水回りの中から選んで依頼する場合

全部をハウスクリーニングしてもらうのではなく、

選んで依頼することも業者によっては可能です。

たとえばキッチンの汚れが酷くないなら、キッチンを掃除してもらう必要はありませんよね。

キッチンを除いた水回りだけを掃除してもらえればそれで十分です。

この場合水回りのすべてを掃除してもらう時より料金が安くなります。

だいたい1万円から2万円ぐらい違いますので、

水回りのすべてを掃除してもらうことにこだわらない人は

掃除箇所を選んで依頼するほうがお得です。

もしも少しだけ汚れているぐらいなら、そこは自分で掃除したほうが費用を節約できます。

丸ごと全部業者に掃除してもらったほうが料金的にわかりやすいですが、

それほど汚れてない部分まで業者に掃除してもらうのは損です。

選んで依頼することもできますので、節約のためによく考えて依頼しましょう。

オプションを追加すればよりきれいになる

バスルームやレンジフードの掃除でオプションを追加すれば、さらにきれいにできます。

もしも細かい部分まで掃除を行き届かせたい場合は、オプションの追加も検討しましょう。

オプションを追加すれば料金が上乗せされますが、その分隅々まできれいになります。

ただ引っ越しのためにハウスクリーニングをするのにそこまでする必要があるのか、

よく考えて結論を出すのがおすすめです。

賃貸から引っ越す場合、退去後部屋の状態にかかわらず大家はハウスクリーニングを行うのが一般的です。

ですので、いかに汚れが目立ちやすい水回りといえども、

退去の際にそこまで入念に掃除をする必要はないともいえます。

あまりにも酷い汚れが目立っている場合は別ですが、

そうでない場合は業者にどこまで掃除をしてもらうのかを冷静に考えましょう。

完璧にきれいにすっきりさせたいならオプションを追加するのがおすすめですし、

特にそこまでこだわらないならオプションを追加する必要はありませんよね。

どこまで掃除すれば自分が納得できるのか、あらかじめはっきりさせておきましょう。

まとめ

賃貸から引っ越しをする際のハウスクリーニングで水回りの掃除は重要ですが、

どこまで業者に依頼するのかよく考えて結論を出さないといけません。

水回りのすべてを掃除してもらってなおかつオプション追加までするのか、

それとも必要最低限掃除してもらえば十分なのか、

しっかり考えをまとめてから業者に依頼しましょう。

それぞれで料金が異なりますので、予算を加味したうえで決めるのが後悔しない考え方です。